アリジゴク [昆虫]
お盆は久しぶりに愛媛へ行って来た。両親の故郷で、小さい頃は毎年、夏、冬、休みになると訪れていた。今年は久しぶりに行ってきて、愛媛をウロウロ回ってみた。祖父母の家があった近くでは、アリジゴクがいた事を思い出した。子供が前からみたいと言っていたのを思い出して、探してみた。神社の境内の下に今も変わらず潜んでいた。蟻を捕まえて放り込んでみる。素早い動きでアリジゴクが蟻を咥えこむ。蟻はどうしようもできない。体液を吸われるのだ。が、やっぱり気になるのはその体。蟻を咥えたアリジゴクを引っ張り出す。なんだかサソリのような、砂と同じ色をした身体が出てきた。真ん中の小石の上。子供の頃から見ていたので少なくとも30年は代々ここに住み続けているわけだ。あの頃から数えて何代目なんだろう。
境内の脇には亡くなった祖母が銀杏を拾っていた大銀杏が今も堂々とした姿のまま立っている。幹周りは3,4mはあるだろうか。高さは先の方が良く見えないのでわからない。人から見ればアリジゴクはちっぽけだが、この銀杏から見れば僕なんてちっぽけだ。
境内の脇には亡くなった祖母が銀杏を拾っていた大銀杏が今も堂々とした姿のまま立っている。幹周りは3,4mはあるだろうか。高さは先の方が良く見えないのでわからない。人から見ればアリジゴクはちっぽけだが、この銀杏から見れば僕なんてちっぽけだ。
2012-08-20 23:36
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